ビギナーズフェーズのトレーニング: 発音記号

ビギナーズフェーズのトレーニング内容はいくつかの段階に分かれます。まずはフェーズ1をご紹介しましょう。

 

フェーズ1:
・発音記号をマスターする
・ビギナーズグラマーを覚える

 

フェーズ1は上記2つのトレーニングを含みます。今回は「発音記号をマスターする」についてやります。

 

発音記号は全部でいくつあるかご存知ですか?実は44個しかありません。ひらがなは全部で48文字。ひらがなより少ないんです。

 

44個の発音記号をその時点で完璧に習得するつもりで学習してください。こちらのサイトなんかが便利そうですね。発音記号を見て正しく発音できるようになるようトレーニングしましょう。
http://gyakuten-eigo.net/guide/american-english-phonetic-symbols/

 

ここからは、なぜ学習のもっとも初期の段階で発音記号をやるのか説明します。

 

今後、英語学習を進めていくなかで膨大な数の単語を学習することになります。そして、それらすべての単語に発音記号がつけられています。

発音記号どおりに正しく発音できるようになっていると、これから学習するすべての単語が正しく発音できるということです。

さらに、正しく発音できるということは、大幅なリスニング力の向上を意味します。正しく発音できない言葉は聞き取れません。視覚情報のみで覚えているからです。発音記号をやることで、聴覚情報としてインプットされます。

 

つまり、44個の発音記号をマスターするだけで、今後学習するすべての単語のリスニング・スピーキング能力が身につくのです。

もし正しい発音記号の理解がなければ、あとで発音記号を学習し直し、それからこれまで学習したすべての単語を見直すというとんでもない二度手間が発生するばかりか、一度間違った発音で覚えてしまった単語の矯正も必要になってしまいます。二度手間どころではありません。

なぜ発音記号を最初にマスターすべきか納得いただけたでしょうか。

 

皆さん、ぜひ発音記号をマスターすることを一番最初の目標にしてください。