言語習得の才能とは

第二言語習得研究では、語学の才能のことを「言語適正」(language apitude)という分野で扱います。研究の結果、言語適正が学習成果に与える影響は大きいということがわかっています。つまり、語学の才能というのは存在し、才能がある者が有利に学習をすすめることができるわけです。

 

ただ、自分には才能がないと思ってがっかりする必要はありません。言語習得の認知プロセスにおいて各段階で異なる言語適正というのがあります。何か1つが苦手でも別なものが得意というのが一般的なのです。

 

各段階の言語適正:

・気づき ←音声認識
・理解/内在化 ←言語分析力
・統合 ←記憶力

 

まぁ、あまり気にせず学習して、あとで振り返って自分には◯◯の適性があったんだなぁ、と考えてみてください。それが次の学習計画を立てるうえで材料になっていきますよ。