インプットのコツ

まずもってインプットは理解可能であることが重要です。理解できないインプットをどんなにやっても「気づき」につながらないため、たいした効果は見込めません。

 

また、インプットは自分が興味をもっている分野でおこなうのが良いでしょう。学習者がインプットをおこなううえで「社会的距離」(social distance)が重要な役割を果たしています。目標言語の社会にたいして、心理的、文化的な距離を感じていれば学習効率が落ちます。このような非言語的な側面にも注意すべきです。

 

一般にインプット処理は視覚83%、聴覚11%、触覚3%、味覚2%、嗅覚1%と言われています。視覚が大部分を占めるためどうしても文字情報に偏りがちですが、その他のインプットを排除するのはもったいない。音読などで他の感覚をつかったインプットを心がけましょう。