イメージリコールテクニック

英語の学習においてよく知られた学習方法にリコールテクニックというのがあります。そのなかでも画像と言語を紐付けながら学習する方法をイメージリコールテクニックと言います。一般的な単語帳なんかは学習対象の言語と母国語がずらーっと書いてありますね。そういう言葉同士を紐付けるのではなく、画像と学習対象の言葉1セットで覚えていきます。

 

イメージリコールテクニックがうまくいくと、学習した単語を聞いたときに紐付けた画像が浮かびます。正しい画像が浮かぶことで正しい言葉の選択ができるようになっていくわけです。

 

最近の研究ではイメージリコールテクニックが子どもの言語学習においてベストだと言われているそうです。子どものスポンジのような吸収力がより多くの画像と言葉の連結を可能にするからとのこと。また、ティーンエージャーや大人にとっても母国語をつかって学習していくよりもイメージリコールテクニックのほうが効果的だと言われています。

 

紙媒体の教科書であまりイメージリコールテクニックが利用されない理由はコストがかかるからでしょうね。画像をたくさんつかう必要があるので大変です。その点、Webページでやれば大幅にコストを下げれそうですよね。Google機械学習で画像認識技術が向上した件も当然言語学習の一例です。そう考えると画像認識技術について調べてみると、人間の言語学習に応用できることがたくさんありそうだと思いました。